「Next Film Lab.」プロジェクト第2弾 ~ライティングをテーマに挑む新しい映像表現~

映像クリエイティブ事業本部とフォトクリエイティブ事業本部の共同プロジェクト「Next Film Lab.(ネクストフィルムラボ)」。

 

第2弾となる今回は、玄光社の映像制作専門誌「VIDEO SALON」編集部から「ライティングで魅せる新しい映像をつくってもらえないか」というオファーをいただき、企画がスタート。結果採用された2本の内の1本が「B/W」。

 

殺陣をモチーフに黒と白の異なる背景、刀と水の物質が異なる質感の表現を、シンメトリックな二分割画面で構成することにより、あるときはパラレルに、あるときは一つの世界に融合させながら印象的に描く鏡像で魅せる新しい世界とは?

 

「B/W」はこちらからご覧になれます↓

https://www.youtube.com/watch?v=-gTgRXtEh04&feature=emb_title

 

大掛かりなセットにも関わらず、照明機材をプロ仕様のものではなく、VIDEO SALONのコア読者層であるビデオグラファー・動画クリエイターに人気の高い機材を使用し、その数も最小限にしています。そして新しいtechへのチャレンジとして、撮影機材は「iPhone11Pro」とスマホ向け動画アプリを使用し、ワイドショット、スロー撮影にもトライしています。限りある機材を最大限活用して監督の思い描く世界観をプロの技術でどこまで再現できるか?が今回のチャレンジでした。 

 

「VIDEO SALON」掲載記事はこちらからご覧になれます↓

[9月号記事連動動画]博報堂プロダクツ制作チームが「ライティング」をテーマに挑む新しい映像表現パワフルに描かれる「黒と白の世界」 | ビデオSALON

 

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<演出プラン>

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<映像クリエイティブ事業本部:ディレクター/太⽥ 樹より>

映像にとって光は最も重要な要素と捉えています。光は明るく綺麗に当てるだけではなく、逆光やサイド光を使い、朝や⼣刻の特別な時間帯を印象的に描き出したり、影を作り出すことでストーリーに緊張感を出したり、シーンに⽴体感を出すなど、エモ度を⾼める要素として常に意識しています。また、この作品では画⾯構成も⼤事で、⽩と⿊を対照的に描きながらも、同時に1画⾯で⾒せることで違いを際⽴せ、早いカッティングで⽩と⿊が融合して⾒えるなど⾯⽩い仕⽴てになっています。

 

<フォトクリエイティブ事業本部:フォトグラファー/辻 徹也より>

この撮影で⼀番のポイントは、何と⾔ってもライトの灯数が少ないこと。普段の仕事をベースとすると、この映像を撮るためのライティングとしては、かなり考えにくい灯数です。しかし(プロ、セミプロの多い)VIDEO SALONの読者層を踏まえると、プロフェッショナルすぎても⼿が届かないため、あえて少ない灯数にチャレンジしました。そのため、少ないライトでいかに広範囲を照らせるか、⼈物のフルショットのシーンもある画⾯の抜けを考えると上⼿下⼿の2灯配置でギリギリでした。取り回しの良いライトを使ったこともありますが、逆に考えれば、2灯でこれだけの範囲は照らせるという参考にもなりましたね。

 

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写真左:フォトクリエイティブ事業本部 /辻 徹也 写真右:映像クリエイティブ事業本部 /太田 樹

※当写真を撮影する直前にマスクは外させていただきましたが、撮影終了後、再度着用しております。