2020 年緊急事態宣言中、世の中の動きと同様弊社も在宅勤務になり
REMBRANDTレタッチャーも自宅にPCを持ち帰り業務に対応しました。
この先どうなるかわからない不安な状況の中で、
何もせず、ただ時を待つにはあまりにも時間があり、
ものを作れないフラストレーションが募るばかりでした。
自分たちがやってきたことをもう一度見直し、未来に向かって何かできないかと
ふつふつと考えた結果、原点に戻り、クリエイターとして単純に何かを作ろうと思いました。
REMBRANDTは個々で別々のテーマで今までも作品制作に取り組んで来ましたが、
それぞれの自分らしさが出る共通テーマで挑戦してみました。
「JAPAN」というテーマは、海外にも行けない状況の中で
身近にある普遍的なテーマは何かと考えた際に、
やはり、みんな日本が好きという想いがありこのテーマにしました。
レタッチャー18人がそれぞれ考える「JAPAN」でいいと思っています。
これからも私たちは自ら作品を制作し
自分たちの修練の為にも世の中に発表していきます。
REMBRANDT
和柄が当たり前のように現存しているのは、⽇本⼈の潜在的な美的感覚に訴えかける何か
を秘めているからではないだろうか。そんな和柄の魅⼒に今⼀度⽬を向けるきっかけにな
ってくれたら嬉しい。
都⼼から電⾞で揺られること⼀時間。
都会の喧騒から離れた真っ新な郊外に、画⼀的で個性的な「⽇本」が整然と並んでいた。
同じような服に身を包み、駅のホームで綺麗に整列する日本人を見て、ふと、小学校の運動会を思い出した。
スーツや制服を体操服に見立て、紅白帽子を被り、整列や行進をしました。
最近日本では、村づくりゲームや都市趣味レーションゲームが流行っている。
また日本人は精巧なジオラマやミニチュアを作るのが得意なイメージがある。
そんな繊細で可愛らしい日本人の一面を表現した。
和傘の設計、そして温泉、オリジナル妖怪など⽇本⽂化独特な要素を、ややレトロ⾵トーン
の中、合成の⼿で、不思議な光景を作り出す。
⽇本におけるクレーンゲームは、テレビよりも⻑い歴史がある。
ベルトコンベアではこばれる回る寿司を、クレーンでキャッチできる寿司にして、
もっと⽇本⼈の遊び⼼を⾝近に感じられると良いなと思った。
消えやすく儚いものの例えとして、泡沫と使われる。
夏の⾵物詩としての、ラムネと線⾹花⽕を掛け合わせてみた。
炭酸⽔のビン中を泡の様にパチパチと弾け上がっていく⽕花は、
繊細で美しさそのものではないだろうか。
インスタ映えする⽇本の景⾊を⾒て、うっかり⽇本を分かったつもりになっていない?
実はもっとエキサイティングな⽇本の秘密、こっそり⾒せましょう。
ジャパンにだけ咲く、あまい花。
きっと、虫たちもだまされる。
今も昔も繋がっている。
そんなあたり前のことを、ふと思い出す。
鉢にご飯を詰めて
ししとうの種を植えたら
天ぷらができる。
そんな幸せなことが起きたらいいなぁ
という気持ちを写真にしました。
盆栽は、自然の風景を模して、鉢の中に小さい世界を造形する。
この平安時代から受け継がれてきた造形美を、懐かしさも近未来的なところも雑多に、そしてポップに併せ持っている現代日本の風景に置き換えた。
システマチックに動く⽇本社会の俯瞰のイメージを
回路と⾵景写真を合成することで表現した。無秩序に⾒える⼈の
動きや⾞の動きも、全体で⾒ると社会の流れに合わせて
リズムを持って動いている感じを表現したかった。
⾔葉や数字で表すと明確ではあるが、
写真だと思考の隙間がうまれる。
スッパイとすっぱい。
世界でも「親切」で知られる日本。そこここに溢れる標識、看板、注意書き…。だが、どの程度までが「親切」なのだろうか?程度を過ぎると、どうなってしまうのだろうか?
人類は、なりたい自分に進化した
雨が降らないと虹は出ない。
雨が好きな人は少ないでしょうが、雨が降ることで、虹を見ることも出来ます。
たとえ何か起きて気持ちが落ち込んでも、そのあとに良い事が起こるでしょう。
未来への勇気と希望の表現です。
⽇本独⾃のモノ。⼀升瓶。
普遍的で完成されたデザインと⾔われる⼀升瓶の美しい形状は
⼭や海が織り成す美しい⽇本の原⾵景と何処かで連鎖しているのではないだろうか。
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