3Dプリンターで、ものづくりが変わる!木場開発工房 プロトタイピング体験レポート

「プロトタイピング」とは、頭の中にあるアイディアやデザインの仮説を、実際のカタチにし、低コストかつスピーディーに検証・改善していく、今後のものづくりに欠かせない手法と言われています。AI、IoTといったデジタル変革により、ものづくりの現場ではどのような変化が待ち受けているのでしょうか。

博報堂プロダクツ プレミアム事業本部と 株式会社 K・M ・J が一堂に会した新オフィスの木場開発工房にて、3Dプリンターを活用したプロトタイピング体験に加え、品質管理の検品機デモンストレーションなど、日々、進化し続ける様々なものづくりの実験が行われました。社内イベント開催の様子とともに、木場発ものづくり最前線をお伝えします!

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プレミアム事業本部は、キャンペーングッズやノベルティの企画立案から納品までの生産管理などすべてを取り仕切る「プロデュース部」、デザイン思考でプレミアムの仕組みやアイデアを提案する「プロダクトデザイン部」、品質管理の専門知識を有するプロ集団「品質保証部」という3つの専門チームからなる、プレミアムに特化した博報堂グループ内唯一の専門集団です。

 

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これまで中国工場や外注業者によってモックアップと呼ばれる試作を作り、デザインや仕様を検証していましたが、新オフィスへの移転を機に、3Dプリンター、ミシンなどの工作機材や、品質管理の各種検査機器を導入し、立体物やバッグなどの簡易試作、プレミアムの検査・検証が木場開発工房で迅速にできるようになりました。

 

「今回は、3Dプリンターを活用したプロトタイピングや品質管理のノウハウを通じて、ものづくりの楽しさと木場開発工房の環境を体験していただける企画をご用意しました!」とイベント冒頭、プロダクトデザイン部の内田部長からご紹介がありました。

  

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STEP13Dプリンターを活用したキーホルダー作り

3Dプリンタで出力した型やパーツを使って、オリジナルキーホルダーの製作に挑戦!

革の色、チェーン、鍵モチーフなどのパーツを自由に選んで組み合わせ、3Dプリンターで出力されたオリジナル型とプレス機で思い思いのデザインを施しました。3Dプリンタで出力する際にできる「バリ」と呼ばれる不要な突起部分をとる作業など、手を動かしながら体験できるプログラムで、参加者は時を忘れてものづくりを楽しみました。

 

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STEP2 品質保証部によるレクチャーと機材体験

キーホルダーに関連する素材特性や安全性などの品質管理をどのようにしているかをノウハウとともに品質保証部がレクチャー!バッグなどの布製品に折れたミシン針が残っていないかを調べる「検針機」やグラスの破損原因となるひずみを確認する「ひずみ測定器」などの様々な検査機器を使用して、一見すると化学実験のようなことが木場で行われていることの意外性に驚きました。

また、本革と合皮の見分け方など、日々の暮らしにも役立つ豆知識も教えていただくなど、普段知ることのできないものづくりの裏側を見せていただきました。

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  新しいものづくりを実現する木場オフィスのご紹介

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今回ワークショップを企画プロデュースしたメンバーご紹介

 

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(写真左から)プレミアム事業本部 プロダクトデザイン部 内田 成威さん、橋本 千里さん、南山 直人さん、今福 弘樹さん、品質保証部 平野 光彰さん

 

 

今年新設された木場開発工房では、日々のクライアント業務に加え、まったく新しい発想のプレミアムグッズの開発にもチカラを入れて取り組んでいます。

プロトタイピングによる課題解決に興味がある方や、工房見学のみご希望の方でもお気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。